試合がある
これは選手時代の私にとってはとても大きな活力でした。
勝ちにこだわらない方が良いとの意見もとても理解できます。
ただ、私が選手ならやっぱり自分たちらしく勝ちたい。
ただその勝ちに自分たちらしさが消えてなくなってしまうのであれば、勝ちにこだわる必要もない。
自分たちらしく。それが生きていくうえでとても難しいことだとも感じる。
でもそこで忘れてほしくないことがたった一つある。
1人じゃないってこと。
チームであるということ。
支えてくれるお父さん、お母さんがいるということ。
励ましてくれる仲間がいるということ。
心から全力で応援しているコーチ達がいるということ。
自信を持って、輝きを放ってほしい。
そのために私たちも選手と駆け引きをしている。
こう言ってみる。響かなかった。なら、こうしてみる。届いたようだって。
それを日々、選手たちの様子を見守りながら行う。
指導者に大事なこと。ハンドの技術を教えることだけでは決してない。
この子達が大きくなった時も、会えば安心する存在で居たい。話せば自信を持てる存在で居たい。
もうすぐ発足して一年。
この一年でたくさんの経験をさせてもらった。
選手たちに感謝。
保護者の方々に感謝。
何より近くで支えてくれるコーチたちに感謝。
困ったときに助けてくださる他チームの方々に感謝です。
ありがとうございます。
まだまだ成長していきたいです。
なつき監督