剥ける瞬間

人が一皮剥ける瞬間

それは心が左右しているだけ


ずーっと悩んでいても

ずーっと出来なくても

心が"変わろう"と発した時に人はまた1つグッと変わる


間違いなのか正解なのかを探しているのではなく

自分の考えをどうやって貫くか

自分の考えをどうやって表現するのか

どんなふうに伝えたいのか


でも過去にそれをやって失敗をすると

物凄い恐怖心に支配される

それを克服するのに

克服しようとするのに

10年以上かかった


それでも良い

今ここに素晴らしい仲間が居ることに気付けたから


何故そんなに私を理解しようとしてくれる?

何故そんなに私を助けてくれる?

何故そんなに私の話を聞いてくれる?

私には不思議でたまらない

そのくらい周りに恵まれている


10年前はそれに気付けなかったのか

それとも…そうでなかったのか


でも、少なからず私は気付けて居なかった

理解しようとしてくれる先輩が居てくれたこと

助けてくれる同級生が居たこと

慕ってくれる下級生が居たこと

応援してくれている母が居たこと

見守ってくれている恩師がそこに居たこと

もっともっと気付くことが出来ていたらまた違ったのかもしれない


この子たちも何かを続けていく時にそんな挫折を味わうと思う


それもその子の"助け"となると思う


その子がふと足を運べる場所に私は居続けたい

恩師がそうであったように


軽い言葉ではなく

ただそこに居てくれたり

心に届く言葉をくれたり

そんな大人になりたい


ある人が私に言ってくれた

「こんな素敵な仲間に出会えて、この町に来て良かった」と


自分の地元がそんな風に言ってもらえたことがとても嬉しかった

この子たちが頑張っている姿をみんなに「カッコいい」と言ってもらえてとても嬉しかった



怖かった

不安だった

でも大好きだった

ハンドボールが

またこの1年で私の中で大きなものとなった



一皮剥ける

「発信者になる」

批判や悪口に怯えないで

自分の素直な気持ちをきちんと表現する

そんな決心がこの1年でつきました


支えてくれている全ての方々に

心から"ありがとうございます"と伝えたいです


なつき